COLUMNコラム
- ブランドバッグの価値は「お手入れ&保管方法」で決まる!大切なポイントは?
- 2021.12.17ブランド買取
大切なブランドバッグは、できるなら長く使いたいものですよね。
バッグの寿命には、日頃のお手入れ状況が深くかかわります。
今回は、大切なブランドバッグのきれいな状態を長く保つために覚えておきたいルールをご紹介していきましょう。
買取市場においても、バッグの状態によって買取価格は大きく変わりますから、少しでも高く売りたいと考えているときにはぜひ参考にしてください。
バッグには定期的なお手入れが必要!
あなたはブランドバッグを購入したあと、どのように管理していますか?
大事なバッグだからこそ、購入時に入っていた箱や袋に入れたまま押し入れや収納棚に保管している……という人もいるかもしれません。
しかしバッグを購入時についてくる箱に入れたままにしていると、通気性が悪くなってしまうためかえってよくない影響を及ぼしかねません。
特に湿気がこもりやすい場所や季節には、カビが発生しやすくなるので注意が必要です。
定期的に湿気対策をするとともに、日ごろから丁寧なバッグのお手入れを心がけましょう。
お手入れといっても基本的には、柔らかい布とクリーナーを使ってバッグ全体をさっと拭くだけでOKです。
もしブラシなどがあれば、布だけではふき取りにくい狭い部分のほこりも効果的に落とせますので併用しましょう。
また、バッグが濡れてしまったときには、まず水分を拭き取ってから直射日光のあたらない場所で干しておくことが大切です。
そのほかにもお手入れにぴったりな革バッグ用の保湿クリーム類も展開されていますので、あわせて利用してみるとよいでしょう。
ただし革の種類によってはクリームが使えない場合もありますので、よく見極めて利用してください。
不織布の袋は賢く使おう
バッグを購入時の箱に入れたままにしておくのはよくない……と説明しましたが、一方で購入の際ついてくる不織布の袋は賢く使うべきです。
不織布の袋は通気性に優れているため、箱に比べると湿気がこもるのを気にする必要がありません。
袋に入れて保管すれば、ほこりや日焼けが気になるときにもうまくカバーしてくれるでしょう。
また、袋に入れて保管すると変色を防ぐことにもつながります。
いくつかのバッグをまとめて保管している人もいるかもしれませんが、そのときにはバッグ同士がくっついてしまわないように注意が必要になります。
くっついたまま長い時間が経つと、革同士がくっついたり変色したりする可能性があるためです。
しかし不織布の袋に入れておけば、そのようなトラブルもなくなるでしょう。
カビやにおいのもとになってしまう湿気に注意
ハイブランドの多くは、海外に本拠地を置いていることからどうしても、その国の気候に合った製品になってしまいます。
日本は世界的に見ても、特殊なほど高温多湿な地域です。
他国の基準で作られた製品は、日本の風土に合わないこともめずらしくありません。
そのため購入時に入れてある乾燥材はなくさないように大事に保管し、万が一なくしてしまったのであれば新しい乾燥材を用意して一緒に保管しておくとよいでしょう。
ただし、乾燥材の使い過ぎは必要な水分までも吸い取って、かえって悪い状況に陥ってしまう可能性もあります。
乾燥剤は一つで十分ですから、使い過ぎには注意しましょう。
保管するときは風が通りやすい場所を意識して
湿気対策のために風通しのいい場所で保管したほうがいいと言っても、とはいえずっと窓際に置き続けるのも難しいでしょう。
やはり、最終的にはタンスやクローゼットにしまうことになる人も多いはずです。
そのときは少しでも風が通りやすい場所を意識し、なるべく高い位置で保管することを心がけましょう。
クローゼット内でも、ドアを開け閉めするときに空気が入れ替わりやすい場所などを探して置いてみてください。
床やラックに置くよりは、なるべく吊るした状態で保管すると底部分の風通しもよくなります。
定期的に日陰で干しておく
普段タンスやクローゼットにしまっているバッグは、定期的に取り出すことも大切です。
風通しのいい日陰の場所にしばらく干して、効果的に湿気を取り除きましょう。
このとき、直射日光のあたる場所は避けることを意識してください。
あわせて陰干しのタイミングで、バッグのお手入れも兼ねるとさらにきれいな状態を保ちやすくなるでしょう。
少なくともシーズンに一度は影干ししたり、お手入れしたりするとよりよい状態を保ちやすくなります。
「衣替えのタイミングでバッグのお手入れもする」など、お手入れをするタイミングをあらかじめ決めておくと習慣化しやすくなりますよ。
まとめ
日ごろのお手入れや管理方法次第で、大切なバッグの状態や寿命も大きく変わります。
特に注意したいのは、やはりカビなどの原因となる「湿気」です。
日本では完全に湿気を取り除くことは難しいからこそ、こまめなお手入れで湿気対策を行い美しい状態をキープしましょう。