COLUMNコラム
- ルイヴィトンの「ダミエ」偽物の見分け方はここに注目!
- 2022.05.08ブランド買取
世界的に多くのファンを獲得し、ハイブランドの代表格として愛されているルイヴィトン。
そんなルイヴィトンのアイコンのひとつである「ダミエ」は、長い歴史があり幅広い世代に人気を集めています。
そんなダミエだからこそ、中には偽物が紛れ込んでいるケースもあるため、あらためて本物との見分け方を確認しておきましょう。
ルイヴィトンの「ダミエ」とは?
ダミエは、ルイヴィトンを代表するアイコンのひとつであり、モノグラムと並び、ルイヴィトンの顔としてあらゆるラインを展開しています。
実はダミエは、1888年に「世界初の商標登録商品」として誕生しています。
モノグラムよりも歴史が古く、非常に長い期間愛されているアイコンなのです。
ダミエとは、フランス語で「市松模様」という意味。
実際にダミエは、その名前の通り濃淡や配色を用いた個性的な市松模様が表現されています。
シンプルかつラグジュアリーな印象も引き立てるダミエは、年齢や性別を問わず手にしやすいデザインとして親しまれています。
一時期姿を消していたものの1996年、モノグラムの誕生100周年記念に再登場しました。
そのとき、限定品として展開されたダミエが高い人気を誇っていたことから、1998年にあらためて定番ラインとして定着しました。
現在では、さまざまなデザインのモデルが展開されますます注目を集めています。
ダミエには複数のモデルがある
ダミエははじめのうち、ブラウン系のカラーで展開されていました。
モノグラムでも展開されている「うす茶色とこげ茶色」というカラーのダミエは、目にした経験のある人も多いのではないでしょうか。
その後、ますますのダミエの人気にともない白と青の「アズール」や、黒とグレーの「グラフィット」も登場しました。
このようにダミエとは異なる名前がついていますが、基本のデザインはダミエと同じです。
デザインによってはいわゆる一般的なダミエとは違って見え、本物かどうか悩んでしまうかもしれません。
そんなときには、そのほかのポイントにも注目しながら偽物を見極めましょう。
製造番号を確認する
ダミエの偽物を見極めるポイントとして、もっともわかりやすいのは「製造番号」です。
製造番号とは、いわゆるシリアルナンバーのことで工場の場所、製造年月日などが刻まれています。
製造番号は、2006年までに製造されたアイテムと2007年以降に製造されたアイテムとでタイプが異なります。
しかしいずれにせよ、正式なダミエであれば必ず刻まれています。
そのため製造番号の記載がなければ、ほとんど確実に偽物であると言えるでしょう。
正規店以外のルートで入手したダミエなど、真贋がわからないダミエについては、まずは製造番号を確認してみてください。
刻印を確認する
製造番号に続いて、本物のダミエであれば必ずあるのが「刻印」です。
偽物の場合、刻印そのものがないこともあります。
そのほかにも「刻印はあるものの、バランスがおかしい」、「きれいな刻印ではない」など、不自然な状態になっている可能性もあります。
例えばコピーライトを示す(R)という文字ひとつとっても、ルイヴィトンの製品は非常に美しく、丁寧に作られています。
偽物の場合には同じ繊細さを表現することが難しく、サイズやバランスが不自然だったり、文字が傾いていたりすることがあります。
さらに塗料のにじみや、かすれて薄くなっているかどうかも判断材料となります。
縫い目を確認する
縫い目にもしっかりと目を向けてみると、偽物は本物に比べて非常に縫い目の始末が雑な傾向にあります。
糸の色なども、本物と比べてみると微妙に色が違うということがめずらしくありません。
本物であれば、多くの場合黄色の糸が使われています。
しかし偽物は無関係な色が使われている場合があります。
さらに縫い目が不自然にがたついていたり、折り返しの場所がおかしかったりする可能性があります。
こうした雑な造りはルイヴィトンではあり得ず偽物の証拠と言えるでしょう。
内側、裏側までよく確認することによって、偽物を見つけることができるかもしれません。
まとめ
ルイヴィトンのダミエは、ルイヴィトンのモノグラムと並ぶ定番アイコンです。
人気のアイテムだからこそ偽物をつかまされてしまう可能性もあるため、製造番号や刻印、縫い目といったポイントもよく確認して判断してみてください。
買取マーケットでは、ダミエをはじめとしたさまざまなブランドアイテムの鑑定を行なっていますので、まずは一度ご相談ください。