COLUMNコラム
- ルイヴィトンは偽物が多い?本物との違いと見極める方法
- 2021.09.06ブランド買取
国内外で、性別や年齢を問わず愛されているブランドのひとつである「ルイヴィトン」。
多くの人が買い求めるブランドだからこそ、残念ながら偽物も多く出回っています。
偽物を掴まされないためには、偽物と本物の違いや見極め方を知っておきましょう。
ルイヴィトンには偽物が多い?
いわゆるハイブランドは、アイテムの単価が高く、業者にとって取り扱えば大きな収入に直結しやすいことから、どうしても偽物が多い傾向にあります。
ルイヴィトンもそのうちのひとつであり、非常に多くの偽物が出回っています。
特にアイコンアイテムであるルイヴィトンのバッグは偽物が多く、正規代理店でない店舗で買う場合は慎重に選ぶべきでしょう。
以前は、そうは言っても注意深く観察することで比較的簡単に偽物を見極めることが簡単にできました。
例えばシリアルナンバーなど、正規品であれば必ずあるはずのものがない場合には、偽物であるとすぐに判断できます。
そのほかにもロゴやモノグラムに違和感があったりパーツが異なったりと、細かな部分の作りが雑で見分けやすい傾向にありました。
ところが最近では、そうした一眼見て誰でもわかるような偽物は少なくなってきています。
偽物も非常に巧妙に作られており、中には部分的に本物のパーツを用いているケースもあるので一層の注意が必要です。
偽物が出やすいアイテムの特徴
偽物が出やすくなるタイミングやアイテムには、特徴があります。
注意したいのが「新作アイテム」です。
新たに発表されたアイテムはたくさんの人が欲しがる、需要の高いアイテムです。
そのため売れやすく、高い金額での転売も多く出回り、その中に偽物もまぎれてしまうのです。
偽物を見極めるためには、現在のルイヴィトンの新作をチェックし、正規店で現行販売されているアイテムは正規店以外での購入をできるだけ避けるようにしましょう。
ルイヴィトンの偽物と本物の違いを見極める方法
ルイヴィトンの偽物と本物を見極めるためには、細かな部分を複数ポイントよくチェックすることが大事です。
というのも、近年偽物の技術が非常に巧妙になっているから、ひとつ「これは正規品だろう」と思われるポイントがあっても油断できません。
まずは、定番であるシリアルナンバー(製造番号)の刻印からチェックしていきましょう。
シリアルナンバーはルイヴィトンのアイテムに必ず刻印されているものですが、偽物の場合は見当たらない、きれいな刻印になっていない可能性があります。
刻印がずれている、歪んでいる、フォントに違和感がある、押し方が均一でない、淵のラインからはみ出ている……といった場合は、注意したほうがよいでしょう。
続いて、製品の縫い目や金具といった細かい部分も注目していきましょう。
ルイヴィトンのアイテムは縫い目がやや斜めになっていますが、偽物の場合には繊細な違いがなく、不自然にまっすぐになっている場合があります。
金具についても、正規品ならばつややかな手触りですが、偽物は触れるとギザギザ、ザラザラ、トゲトゲした質感が気になることもめずらしくありません。
さらにビスも、本物は厚みと光沢があり刻印がしっかりしていますが、偽物は作りが雑な状態であることが多いです。
細部に関して少しでも「あれ?」と思うところがあれば、偽物の可能性を疑いましょう。
ブランドの「顔」と言えるものにも騙されないで
さらに、偽物はルイヴィトンの「ブランドロゴ」や「モノグラム柄」といったアイコンもよく見ると印象が違う……ということが少なくありません。
刻印と同様に、ロゴも偽物では淵のラインからでてしまっているという、不自然な状態になっていることがあります。
刻印もロゴも、正規品であればあり得ないミスと言えますから、注意深く見ておきましょう。
また、ロゴの中でも見分けやすいのが「O」です。
正規品ならば「O」は真ん丸のフォルムをしているのですが、偽物は中央がずれていたり、やや縦長、あるいは横長になっていることがあります。
ロゴだけならネット上でも正規のものを確認できますから、よく見比べて違和感がないか確認しましょう。
ロゴと同様に、ずれていたりつぶれていたりすることがあるのがモノグラム柄です。
柄の中心にラインを描くように見てみると、正規品は真っすぐですが、偽物はややずれているなどやはり違和感があります。
さらに正規品は非常に繊細に作られており、縫い目に重なる、本体と蓋部分とで模様がずれるといったことはありません。
しかし偽物はそこまで巧妙にできず、裁断位置を見ると違いがわかる場合があります。
本物ならではの細部への心遣いは、偽物を見極める上で大事なポイントとなるでしょう。
まとめ
世界中で愛されているルイヴィトンだからこそ、悲しい話ですが偽物も多く出回っているものです。
近年特に技術が向上していることから、本物を見極めるのはとても難しくなっており、細部まで確認しなければいけません。
ロゴやモノグラムも含めて、不自然な点はないかきちんと確認して本物のアイテムだけを手にするようにしましょう。