COLUMNコラム
- ギャランティカードとは?なくした場合は買取できないって本当?
- 2021.08.08ブランド買取
ブランドアイテムを取り扱う上で、買取金額を決定する重要なポイントとなるのが「ギャランティカード」です。
名前は聞いたことがあっても、具体的にどんなものなのか詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、ギャランティカードとはどのようなもので、どんな特徴があるのか解説していきましょう。
ギャランティカードとは?
ギャランティカードとは、ブランドアイテムに付属されているカードのことです。
ブランドロゴが示されていたり、ブランド名が明記されていたり一目でそのブランドのものと分かる仕様となっています。
基本的に、きちんと内容が明記されたギャランティカードが付属されているのはブランドの正規店で扱われているアイテムのみと考えてよいでしょう。
ギャランティカードの役割のひとつして「これは正規品の信頼できる製品です」と証明する役割があります。
ギャランティカードに記載されている情報にはシリアルナンバーのほか、アイテムを購入した店舗はどこか、購入した日付はいつかといったものが含まれます。
さらに購入者の名前なども刻まれ、いつ、どこで、誰が購入した商品なのか明確に管理されています。
メーカー保証による修理やメンテナンスの際には、ギャランティカードの提示を求められることもあります。
そのためブランド品を購入したときには、ギャランティカードをなくさないよう丁寧に保管する必要があります。
ギャランティカードは絶対に付属するもの?
さまざまな要素を兼ねているギャランティカードですが、すべてのブランド品に必ずつけられるわけではありません。
例えばエルメスやルイ・ヴィトンをはじめとした一部のブランドでは、正規品であってもギャランティカードは付属されないのです。
そしてギャランティカードが付属されるのは、「ブランドの直営店」と「正規代理店」で購入したアイテムのみです。
それならギャランティカードがついている商品は、それだけで直営店や正規店で購入したと証明できる……と考えたくなりますよね。
しかし実際のところ、並行輸入品をはじめ正規店を通していないブランド品にもギャランティカードがつくことがあります。
この場合には、カード自体は付属しているものの日付や店舗といった情報は記載されておらず、保証書と違って公的な力を持たない可能性もあります。
さらに「ギャランティカードそのものが偽物」というケースもあります。
つまりギャランティカードは信頼性をあらわす存在でありながら「ギャランティカードがないけど本物」「ギャランティカードがあるけれど偽物」というケースもあり得るのです。
ギャランティカードがないと買取できない?
買取市場においてギャランティカードは、非常に重要な存在となります。
ギャランティカードがあることで、買取市場では製品の信頼性がぐんと高くなります。
そのため、査定時に鑑定士からギャランティカードの有無について聞かれ「持っていない」と答えた場合には買取そのものを断られてしまうこともあります。
ギャランティカードがないと買取ができないということは「その店舗の鑑定士は、ギャランティカードがなければ本物かどうか判断できない」ということです。
一方で、先ほど解説した通りギャランティカード自体が偽物である可能性や、そもそもギャランティカードが存在しないアイテムもあります。
ギャランティカードの有無ばかりに気を取られていると、正しい価値を見極められなくなってしまいます。
専門的な知識を有する鑑定士ならば、ギャランティカードの有無に関係なくブランド品の正しい価値を見出すことができます。
ギャランティカードがないブランド品を売りたいときはどうすればいい?
手持ちのブランド品について、ギャランティカードがない状態だったとしても不安を覚える必要はありません。
ギャランティカードがなければ絶対に売れないというわけではありませんので、査定をしたいときにもあきらめずにまずは買取専門店へご相談ください。
買取マーケットでは、専門的な知識を保有する鑑定士がお客様の大切なお持物をひとつずつ丁寧に査定いたします。
ギャランティカードがない、また他店で買取を断られてしまったお品物についても、まずは一度お気軽にご相談ください。
まとめ
ギャランティカードは、ブランド品の価値を見極めるうえで重要なカードであり、特に買取時にはカードの提示を求められることが少なくありません。
しかし、中には正規店で購入してもギャランティカードがつかなかったり、偽物が付属していたりするケースもあります。
知識の豊富な鑑定士がいる買取マーケットならば、ギャランティカードがなくても査定可能ですのでまずは一度ご相談ください。