COLUMNコラム
- カルティエの小物を長く楽しむために覚えておきたいお手入れ方法
- 2022.02.10ブランド買取
ブランドアイテムを長く愛用するためには、日頃のお手入れ習慣が必要不可欠となります。
そこで今回は、カルティエ製品のお手入れ方法を解説していきましょう。
革製品、スカーフ、ジュエリーといったアイテムのお手入れ方法にお困りのとき、参考にしてくださいね。
カルティエの革製品のお手入れ方法
カルティエでは、財布をはじめとした革製品を取り扱っています。
特に小銭入れや二つ折り財布のような小物は、使い勝手がよく愛用している人も多いのではないでしょうか。
カルティエのレザーは非常に上質ですが、厚みはあまりないためお手入れの際には注意が必要です。
一般的に薄いレザーには、オイルやワックスといった浸透力の高いお手入れアイテムは向きません。
合わないアイテムを使うと使用後に不自然な光沢が出てしまったり、水を含みすぎてでこぼこしたり、シミになったりとトラブルが起きることがあります。
革のメンテナンスには、固く絞った布での拭き取りが最適です。
「必ずクリームや洗剤を使わないときれいにならない」というわけではありませんから、適切な処置を行いましょう。
天然のレザーは、使っているとそのうちに黒ずんでいきます。
気になってしまう人もいるかもしれませんが、この黒ずみは「落とさなければいけない汚れ」ではなく「使っているからこその味」と考えておくとよいでしょう。
カルティエのスカーフのお手入れ方法
デザイン豊富に展開されているカルティエの小物の中でも、鮮やかなデザインで人気を集めているのがスカーフです。
カルティエのスカーフは、シルク100%であることも特徴。
高品質であるからこそ、日ごろのお手入れが非常に重要です。
まず、身に着けるなどお肌に触れたあとには、きちんと洗うことが大切です。
しかしそのとき、洗濯機を使うのはNG。
洗濯機による洗浄は刺激が強すぎるため、せっかくのシルク生地が傷んでしまう可能性があります。
カルティエのスカーフを洗うのであれば、手洗いを選びましょう。
用意するのは、シルク製品に使う専用の洗剤とぬるま湯です。
洗剤を溶かして泡立てたぬるま湯にカルティエのスカーフをゆっくり浸し、軽く振るようにしながら洗っていきます。
布製品を洗うときには布同士をこすり合わせてゴシゴシ洗う……とイメージするかもしれませんが、そうした洗い方もNGです。
スカーフの生地を傷めてしまう原因になりかねないので、あくまで優しく扱いましょう。
洗ったあとのスカーフは、小さめに折りたたんでから水気を絞ってください。
このときも、あまり強くぎゅうぎゅう絞らないように注意しましょう。
ある程度水気が切れたら、スカーフをタオルのあいだへ挟みこみ水気を取り除きます。
そのあとは当て布をしてから、アイロンをかけて平らな場所で陰干しをしましょう。
スカーフが完全に乾いたあとではシワが取れなくなってしまうことから、半乾きのタイミングでアイロンをかけるのがポイントです。
また、手洗いするときには事前に色落ちしていないかチェックすることも大切です。
スカーフによっては、洗剤に反応してデザインが剥がれてしまう可能性があるので最初に洗剤を目立たない部分につけ、軽く叩くようにして様子を見てください。
色落ちしてしまった場合は、クリーニングを利用するようにしましょう。
無理に自宅での手洗いにこだわると、せっかくの美しいデザインを汚すことにもなりかねません。
カルティエのカフスのお手入れ方法
カルティエのメンズ小物のひとつであるカフスも、お手入れに悩んでしまうアイテムかもしれません。
カルティエのカフスをお手入れするときには、まずお手元のカフスの素材を見極めるところからはじめましょう。
カルティエのカフスには、シルバーを使ったものやゴールドのものなどがあります。
特にシルバーのカフスは黒ずみやすいため、日ごろのお手入れが重要です。
カフスを使うたびに、毎回必ずお手入れをするつもりで取り扱いましょう。
と言っても毎回大がかりな洗浄などをする必要はなく、専用クロスを使って全体をさっと拭くお手入れで十分です。
ゴールドのカフスでも基本的なお手入れ方法は同じですが、シルバーに比べるとそこまで強く意識する必要はありません。
とは言え、長い間皮脂汚れをそのままにしておくとやはりシルバーと同じく黒ずみが起きてしまいますので注意してください。
カルティエのジュエリーのお手入れ方法
最後に、カフスと同じくシルバーやゴールドといった素材が使われているジュエリーのお手入れ方法についても解説していきましょう。
基本的なお手入れ方法はカフスと同じで、専用クロスでさっと拭く方法となります。
着用した日は、ジュエリーケースへ戻す前に拭く習慣をつけるとよいでしょう。
中には宝石があしらわれているジュエリーもありますが、こうしたアイテムはむやみにこすると傷がついてしまう可能性もあります。
カルティエでは、公式クリーニングも行っています。
間違った方法でクリーニングをしないよう、公式クリーニングを行うのもひとつの手です。
まとめ
カルティエのアイテムを長く楽しむためには、日頃の丁寧なお手入れが必要不可欠です。
それぞれ、素材ごとに適切なお手入れ方法は異なるため正しい方法でのお手入れを心がけましょう。
上質な素材を傷つけないよう、正しいケアで大切なアイテムを守ってくださいね。