COLUMNコラム
- 18金の変色や黒ずみが気になるときに試したい!きれいな状態に戻す方法
- 2023.07.25貴金属買取
大切に保管している貴金属やアクセサリーであっても、久しぶりに取り出してみてみたときに「黒ずんでしまっている」と感じることがあるのではないでしょうか?
特に、18金と呼ばれる種類の金は、丁寧に保管しているつもりでも黒ずみが起きてしまうことが少なくありません。
しかし黒ずんでしまった貴金属も、少しのコツを押さえることできれいな状態に戻すことができますので、18金の取り扱い方法を確認しておきましょう。
18金が黒ずんでしまう原因とは?
18金といえば、価値の高い貴金属としても有名ですよね。
そのためジュエリーボックスや引き出しの中にきちんと保管し、大切にしている人も多いでしょう。
基本的に、金そのものは安定して状態をキープできるものとして知られており、他の素材に比べて変色は起きにくい傾向にあります。
ところが18金となると「黒ずんでしまった」「色が変わってしまった」という経験をする人も多くなるでしょう。
その理由は、含まれている割金にあります。
18金の場合、いわゆる「金」の割合はおよそ75%程度となります。
残りは、銀や銅です。
これらの素材を割金として使った18金は、純度の高い金に比べて硬度が高くなり耐久性が増すという魅力があります。
さらに、銀や銅の色味が混じることによって金そのものの色味からニュアンスが変わり印象の違った貴金属を実現できます。
しかし銀や銅は金よりも変色しやすいため、黒ずみなどが起きてしまうんですね。
赤黒い変色の場合は、硫化や塩化が原因と考えられます。
皮膚や汗に触れていたり、塩素系漂白剤が付着したりすることで、赤黒くなってしまうのです。
そのほか、空気に触れているだけでも酸化が起きてしまいます。
酸化すると、錆びや変色につながるため注意しましょう。
黒ずんだり変色したりした18金をきれいにする方法
18金の黒ずみや変色は、重曹を活用することできれいになる場合があります。
重曹を溶かしたお湯に、黒ずんでしまった貴金属を漬けてしばらく放置してみましょう。
時間をおくことで、黒ずみがきれいになるでしょう。
ただし、酸化によって黒ずんでしまっている場合には重曹ではなかなか落ち切らないこともあります。
その場合には、お酢やレモンにつけてみましょう。
お酢やレモン汁を用意し、変色してしまった貴金属を浸すことによって酸化還元反応が引き起こされます。
しかし塩化による黒ずみでは、上記のような方法ではきれいになりきらないこともあります。
その際は、自分で落とすのは難しいため専門業者へ任せましょう。
強引に自分できれいにしようとすると、18金がダメージを受けてしまいますので注意してください。
宝石付きの貴金属はどうする?
18金の貴金属やアクセサリーの中でも、宝石が付いているものの場合は、注意が必要です。
というのも、洗い方によっては宝石そのものにまで影響を与えてしまう可能性があるためです。
素人目で「特に変わっていない」と感じていたとしても、専門的な目でみると宝石が変色しているようなケースがあります。
自宅でのお手入れは、貴金属専用のクロスを使う程度にとどめてください。
黒ずみの対応は、やはり専門業者へ依頼することをおすすめします。
黒ずみを落とすメリット
黒ずみはそのままにしていると、どうしても汚い印象になってしまいます。
「今後、使うかどうかわからない」という貴金属やアクセサリーであっても、一度きれいにしておくことをおすすめします。
それは、きれいな状態の18金はそれだけで価値があがるためです。
使わなくなってしまった貴金属を手放すとき、黒ずみがついたままだとその後クリーニングが必要になることから高額買取に繋がりにくくなります。
しかし、目立つ黒ずみだけでもきれいにしておけば、より高い金額で買取を期待できるでしょう。
その際には、買取マーケットへご相談ください。
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まとめ
18金は、純度の高い金に比べ硬さがあり耐久性が高いという魅力がある一方で、黒ずみが起きやすいという特徴もあります。
黒ずみは重曹やお酢、レモン汁などを使うことによってきれいにできる場合もありますが、黒ずみの種類によっては落ち切らないので専門業者を利用しましょう。
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